土曜日はプレーオフ決勝ラウンド第二戦目でした。告知ができずすみません。家のインターネットがダウンしてしまいアップができませんでした。

先週のプレーオフ決勝ラウンド第一戦目で負けてしまった我々ランディルはなんとしてもこの第二戦目に勝って、覇者を決める最後の第三戦目に繋げることが、優勝する上では必須でした。相手のブルズは今シーズン負けなし。ヨーロッパクラブ選手権でもドイツリーグ内の試合でも全て勝ち続けてきている超強豪。僕たちはまさに、失うものは何もない。やってきたことをコートに残すのみだ。そうみんなも思っていたと思います。Playoff1

第一Qを9点ビハインドで終えてしまいましたが、僕たちのやってることが悪い、というわけではなかったように思います。ブルズの選手も抑えるべき選手は抑えていた気がするし。
チームメートのファールトラブルにより、第二Qから僕は出場する機会が回ってきました。

今日の100%を出す。

考えていたのはほとんどそれだけ。あとは状況把握と判断です。ここから一気に追いつき、追い越すこともできました。前半はリードで折り返します。チームメートも自分も、良いプレーの後も悪いプレーの後も『次』のプレーにすぐに移行をしていました。めちゃくちゃいい流れ。

後半は相手がプレスディフェンスを敷いてきました。こちらはターンオーバーや、相手ボールにならないにせよボールを触られてアウトオブバウンズ、など小さなミスが少しずつ。逆転されます。そこから逆転することなく試合は70対73で負け。ドイツリーグ優勝の道が終わった瞬間でした。

自分たちは今できることをやり切った。エンドゲームもいいプレーがあった。最後のシュートも残り数秒という限られた中では良いシュートが打てました。それが入らなかった、というだけ。我々ランディルにとって今シーズンのベストゲームだったのではないかと思います。

胸を張ろう。悔しいけど、勝ちたかったけど、胸を張って日本に帰ろう。そう思えました。

結局、ドイツに6シーズンいてリーグ優勝を経験することはできませんでした。だけど最後に、この6年の中で一番のベストゲームができたと思います。
もちろん反省点もあります。後半のターンオーバーは僕もやってしまったやつがありますからね。。。本当に怖いです。ターンオーバーからの逆速攻は相手に勢いを渡してしまうようなものです。

 

これで、ランディルとしての2シーズン目が終わり、ドイツ6シーズン目が終わりました。
結果は望んでいた物とは違った。悔しい。これを忘れずに、モチベーションにして、2020年に向かいます。

応援、本当にありがとうございました!

(写真提供:SHINGO ITO)