またぽっかり更新が途絶えてしまっていましたが僕は元気に活動しております!またブログも書いていくので(何回目だこの宣言)すこしずつアップデートしていきたいと思います。

肩の怪我は日々のリハビリの甲斐あって良くなってきています!

 

1月のパリパラリンピック予選で敗退をしてから月日は流れ、パリオリンピック・そしてパラリンピックが閉幕しました。パラリンピックはYouTubeで放送してくれていてありがたかったです。日本代表の皆さん、お疲れさまでした!

素直に正直に。パリ、やっぱり出たかった。車いすバスケ男子の方を中心に見ていましたが、試合を見ながら複雑でした。あ~見てる側なんだな、負けたんだな、と。でも試合を見ているとおもしろいし、勉強になるプレーヤーも多くいるし。

カナダのパトリック・アンダーソン。今大会をラストと宣言をして出たパリ。東京の時はどこか、次の世代に繋ごうとしているように見えたプレーぶりでしたが、今大会はもう自分がチームを勝利に結びつけようと、毎試合、持てる力を全て出し尽くしているように見えました。45歳とは到底思えない、見えないプレーの連続で。12歳の香西少年が憧れたパットは24年過ぎた今もやっぱり憧れのままでした。

そしてアメリカのスティーブ・セリオ。イリノイ大学で一緒にプレーすることができた彼は僕にとっていつも参考にする選手でした。彼もこの大会をラスト、と宣言して臨んでいました。スティーブも凄かった。まずコントロールに入り、必要な時は得点を取る。ディフェンスでは常にトークをし指示をし続ける姿は圧巻でした。最後と宣言して金メダルを獲る。スーパーヒーローかよ(笑)スティーブとチームメートとしてバスケができた自分は幸せです。

他にも素晴らしいパフォーマンスを出した選手たち、友達たちがいますが省略します。でもこんなに素晴らしい選手たちと戦い合えたり、チームメートとしてバスケができたなんて、信じられないです。本当に感謝。

 

そして。

「勝負の世界」という厳しいところに身を置いているんだな、と、その場にいない形で実感をしました。

勝ったらメダルがあり、負けたらそれも無い。っていうかそもそも負けたら出られない、勝ったら出られる。

この勝負の世界は誰かがプレゼントのようにくれてそこであたかも自分の居場所のように過ごせるものではなく

自分で、あるいは自分たちでそのスポットを勝ち獲らなくてはいけない場所だということ。

そして勝負の世界に『これだけ頑張ったから勝てる!』なんて理屈は通用しないこと。

だけど勝つために何が必要か?を考えて考えて考え抜いて、それに向けて必要なことに取り組み、ステップを踏み、積み重ねていくこと。それができる選手、コーチ、スタッフ、チームでなくてはいけないんだな、と強く思いました。

4年後のロス、出たいな。うん、出たい。

そのために地道に、一歩ずつ頑張っていきます!

写真はブログとあんまり関係ないです(笑)

無理やり意味を作るとしたら、うーん、目指す先は果てしないということ、険しいということ、でもそのチャレンジから得られるものはきっと明るい、ということですかね!